Tut/UM/MonsterColor

モンスターのベースカラーを変更する

モンスターのカラーは基本的にMonstats.txtのTransの値を変更することで可能です。
しかし、これはあらかじめパレットが設定されているものにしか使えず
また、数にも限度がある場合が多いです。

しかし、もっと違った色のモンスターを出したい
そう考える人も多いと思います。

そこで、全身が同じ色になってしまうという欠点こそありますが
モンスターのカラーバリエーションを増やす方法について説明いたしましょう。

参考：Changing Monster Base Colors (by Acromatic Aria)

目次

stats.txtの編集

まず始めに、新しい色を作りましょう。

states.txtを開いて一番下に新しい行を作ってください。

ID96のreviveという行を探してください。
その行をコピーして一番下の行にコピーしてください。

IDの列を使われていない数字（183まで使われているなら184をという風に）変更してください。

そして、statsの列に goldcolored という名前をつけてください。

colorpri という列を見てください。
この列とその次の４つの列を変更します。

この列の値の意味は、どのステータスが色的に優先されるかという意味です。
たとえば、毒のステータスはあなたがまだ変更していなければ新しく作ったステータスより大きいです。
そのため、もしこのステータスをもったモノが毒状態になれば緑色になるでしょう。

普通に使用する限りここはこのままにしておいてください。

次に colorshift の列を見てください。
ここが実際に表示される色になります。

金色 は 102 を使っています。

そしてその次の　light-r,light-g,light-bは
それぞれ赤、緑、青の色の強さをコントロールしているようです。

この数値を下げることでその色がやや鈍くなるようです。

リバイブの行をコピーしたのでこのままではマズい箇所がいくつかあります。

まず、このモンスターを倒した後にスキルで死体を利用することができません。
この問題を解決するために setfunc の列の項目を空欄にしてください。

それから undead の列の項目を空欄にしてください。

そして、stats.txtを保存して閉じてください。

• 補足
  • どういうわけかこの色のステータスが一番下の行になっていると正常に動かない場合があるらしい

monprop.txt の編集

monprop.txtを開いて一番下に新しい行を作ってください。

goldmaggotbaby のような名前をつけてください。

prop1 に state と記述してください。
これは、このエントリが stats.txt の値を参照することを意味してください。

par1 に先ほど作った新しい色のステータスを記述してください。

min1,max1 にそれぞれ 1 と記述してください。

prop1(N),par1(N),mix1(N),max1(N),
prop1(H),par1(H),mix1(H),max1(H)にも同様に記述してください。

monporp.txt を保存して閉じてください。

monstats.txt

金色にしたいモンスターの行の MonProp の列に
新しいプロパティ（goldmaggotbaby の名前）を入れてください

monstats.txtを保存してください。

最後に

これは新しいモンスターについても同様に色の変更ができます。
これはあなたが傭兵を強力なモンスターとして登場させたりボスのクローンを作成するときに
アニメーションやパレットファイルを弄ることなく
異なる色を与えることができるでしょう！

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